書評日記 第181冊
THE BEATLES BEST SELECTION 60 BEATLES

 実は、元旦の日記は大晦日に書いた。でも、消して此れを書き直している。
 ビートルズが聴きたくなって、「HELP!」の歌詞に気づいて泣いていた。
 確かに大学の頃は一人下宿にいても、多少不安なだけで人に会いたいとは思わなかった。漫画家になりたかったのか、単にサラリーマンになるのが嫌だったのか、大学の授業に出るのが億劫だったのか、まあ、諸々の理由から、下宿に一人こもってパソコンをいじっていた。
 プログラム作りに飽きると喫茶店に行って本を読むか、ゲームセンターに行ってゲームをしているか、どちらかだった。
 「暗い」といえば暗い青春だったのかもしれない。誰かに助けを求めたかったけれども、誰も自分を助けることはできないことを本能的に知っていた。
 なぜならば、創造性のある職に就きたかったから、何か技術的なものを身に付けるしかなかったからだ。

 大学に行き、ぼんやりと授業を受けて過ごすよりも、ファーストフードのバイトに行ったり、喫茶店で本を読んだりする時間を優先させた。
 結果的にはどうだったのだろうか。

 別に会社の同僚と酒を飲む習慣がないから、金は貯まる一方である。お酒は好きなのだが、仲間内の酒盛りに飽き飽きしてしまうところがある。そういう意味では、酒の席はあまり得意なほうではない。
 そうしないといけないかな、と思って去年は、同僚と何度か飲みに行ったこともある。
 でも、何故か、飲んだ後に虚しさを感じるし、時間の無駄をしたような罪悪感に襲われる。これが嫌になって、最近では、そういう付き合いの場に出なくなったし、会社でもそういうスタンスに立つようになった。

 元旦から、弟は福岡の友達と遊びに行った。
 彼は、友達付き合いが巧いし、また、彼自身も非常に楽しくやっている。
 4月には彼も就職だ。群馬にある会社に勤める。

 父親は4月に定年を迎える。
 そして、これを機会に札幌に戻る。札幌には両親の兄弟&姉妹がいるし、老後はそれが一番いいと思っている。俺は盆か正月ぐらいに、札幌に行くぐらいになると思う。

 こうやって、独りで、ノートブックに書評日記なぞを書いてどうなるものでもないのかもしれない。
 日記界なんて狭い、インターネットは広いはずだ。気の合う人なんて他にもっとたくさんいるかもしれない。

 一体俺は何をしようとしているのだろうか。
 
 そう、俺は数々の人達に助けられてきた。日記界のように言葉だけの世界は、むき出しの「魂」に触れることが出来る世界なのかもしれない。
 其処に「嘘」を持ち込むことなんてできないと俺は思っている。ただ、相手の言葉を信じて行動するしかないと思うのだけれど、あなたはどう思うだろうか。

 助けてくださいの言葉に呼応してくれることが、どんなに俺を勇気づけるのか。人生を醒めた目で見ている人には解からないと思う。
 なんで、こう解からない人が多いのか、不思議でたまらない。何故なんだろうか。社会が彼らを作ってしまったのだろうか。その社会は誰が作ったのだろうか。

 人のSOS信号に敏感になってください。
 そして、必死になってSOS信号を出すことを覚えてください。
 助けが要る時は、助けを求めればいいと思う。
 それだけで「孤独」に耐えられると思う。

update: 1997/01/01
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