書評日記 第48冊
樋田直人 蔵書票の魅力
丸善ライブラリー

 http://www.jali.or.jp/
 んー、さすがにフォントタグ、サイズ=6で書くとでかいな。しかも、リンクがはってあるし・・・。俺のポリシー(?)に反するけど、まあいいでしょう。だって個人のホームページなんだもん。だから、筒井康隆筒井康隆筒井康隆筒井康隆筒井康隆を連発しても恐くない。今つなげたけど、残念ながら重くってろくに読めない。でも、うれしい。筒井康隆の似顔絵がなんとなく幼くて、ぴらぴらしてるけど、でも、うれしい。ASAHIネットの人が、筒井康隆に『様』付けで呼ぶのはなんか気に入らないけど(いえ、単なる俺のやっかみです)、でも、うれしい。
 あんまり、うれしいんで一行休憩。

 ぺーさんとの我慢比べ、俺の勝ち。(いや、俺が勝手にそう思っていたんです。リンクはずさないでね。)これで、愛煙学生んとこと、よろずやのおやじんところがあるので、3大勢力(?)は攻略したわけだ。
 お絵描きからは、和佳-Chanから流れてくる可能性は高いので、これも押さえが効いている、ハズ。
 訪問ボタンもぼしぼし押してるし、ちょっとした「コメントメール」(3行ぐらいのやつ)も出すようにしているし、その内、じわじわと効いてくる・・・はずなのであるが、まー、それはわかんないわな。ま、俺はゆったりいく予定(せめて、1年計画か)なんであせらない、あせらない。(しかし、文芸リンクってのはなあ、なんかなあ・・・なぞと何故かそわそわしてしまう、俺でありました。)

 そうそう、俺のペンネーム「稀Jr」ですが、「まれにじゅにあ」と読みます。「さん」なんて付けないでかまいません。呼び捨て結構。ペンネーム&愛称ですから。ちなみに、「MareniJr」と書いても、「mareni」と書いても、「稀」と書いても、「まれに」、「マレニ」、「稀Jr」等々、すべて俺です。(なんか、「ひよこ」、「ひよこっこ」、「ひよっこ」の商標登録みたい。)
 ペンネームで通すのは、俺が自由になるため。著作権の放棄、転載云々の放棄、リンク云々の放棄。ほら、よく自分のペットに相続をさせたりするじゃないですか、それと似たような感じ。「GAG」です。だから、転載とかは当然、自由です。ただし、「貴方の責任で以って」やって下さい。(勿論、文責は俺にあるけれども、転載等で起きたごたごたは、そちらの問題、ということ。)
 ま、そんなところなんだろうな、たぶん。筒井康隆だって何も好きこのんで、出版禁止用語を使うことはないと思う。ただ、自分で選んだ言葉には責任を持つというのに、責任をもたせてくれない体制に不満があるんだと思う。もちろん、インターネットにも既に「自粛」という風潮があるのだけれど。

 さて、今日の一冊(これって、「今日の料理」とか、「今日のお天気」みたいで、マンネリ化してるな。)は、樋田直人著「蔵書票の魅力」(丸善ライブラリー)です。いや、別にこの本で批評するところはありません。ないというか、なんというか、副題に『本を愛する人のために』とか書いてあるし、ぱらぱら見て、「あー、俺も蔵書票を作ろうかなぁ。」なぞと思ってもらえれば、ま、しあわせ、という一冊です。
 ぱらぱらと眺めると、いろんな蔵書票があります。そうそう、「蔵書票」を知らない人に説明をしておこう。(俺も知らなかったし。)「蔵書票」ってのは、自分の蔵書に貼る自分なりのマークが印刷された紙のことです。日本でいう蔵書印のかわりとなります。最近はあまりないかもしれないけど、図書館でその図書館の本であることを知らせるためのちょっとした絵(最近はバーコードになっているし。)のことです。いろいろ凝ったもの(明治期には、有名画家に蔵書票のデザインを頼んだりしたものだそうです。)があったり、有名人の蔵書票は、コレクターの間で交換されているようです。(この本の末尾に、交換レターのひな型(欧米が本家だし)が書いているところがなんとも・・・。)
 あと、この本には、蔵書票の印刷方法(凸版だとか凹版だとか)が載っているというなんとも徹底した本。

 俺は、古本をよく買うのですが蔵書票にであったことはありません。(ま、文庫本ばかり買うからという話もあるけど。)蔵書印は結構あるな。でも、蔵書印が押してあるのに、古本屋にあるというのは、なんとも、うーむという感じなんだけれども。あと、購入日か、読了日が書いてある本がよくある。感想が書いてあるといいだけど、ちょっとそれには出会ったことはない。
 そうそう、赤ペンや鉛筆でライン引きをしている本もある。なんか、とんでもない勘違いしているところに線が引いてあったりするけど、あれはなんなのだろうか。しかも、最初の10頁のみに、びっちり引いてあったりする。
 あとはなあ、暑中見舞いがあったくらいかな。俺か買う程度のものではそのぐらい。もうちょっと、ハードカバーものや歴史書みたいなものを買うと「手紙」なんていうおまけがついたりする。(尤も、それが有名なものであれば、古本屋のおやじがキープしちまうだろうし、じゃなかったら、古本屋の怠慢である。ま、だから、どうというわけじゃないだけど。)

 なんか、今日は変な日。ぼちぼち帰り途中、ひとつの命題を思い出したんだけど、聞いてみる?
命題 Pは、Pについて考える時間をあらわす。
 これは、ホフスタッターの言葉。
 俺が思い付いたパロディが、これ。
命題2 Qは、Pについて考える回数をあらわす。
 ま、あまり悩まないように・・・ね。(とか「言って」から云う奴。)

update: 1996/07/16
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